使用の際に不満に思うことが少々あったので、新しくターゲットボックスを導入してみることにしました。
導入にあたっては、ともかく頑丈で重たく、撮影にも使えるデザインということで選択してみました。
今回導入したターゲットボックスは中華ガスガンのカスタムパーツやカスタムモデルを製造しているLCTというメーカーのものです。
過去にこのメーカーのGBBを購入していますが、GBBモデルのAKシリーズは外観の完成度が高いと評判です。
そんなメーカーからターゲットボックスが発売されているとは思いもしませんでしたが、確かにパッケージにはLCTのロゴが入っています。
中を開けてみるとバラバラになったパーツと説明書、工具、ターゲットペーパーが入っていました。
説明書はまさかの日本語表記有り。意外です。
組み立て自体は簡単で、フレームをネジで固定していくだけです。
ただし、ネジは簡単になめてしまうため、無理をして締め付けてはいけません。
このターゲットボックスの特徴としてあげるならば、この金属製のカーテンでしょうか。このパーツにBB弾が当たることで減速、下へ落下するようになっています。
ターゲットボックスの中にこのように配置して取付けます。今回は角度が浅めですが、もう少し急な角度で取付けることが可能です。
最後にターゲットペーパーを取付けるクリップを取付けます。
取付け方が少し特殊で、この箇所だけ付属の工具が必要になります。しかし、このクリップはグニャグニャして強度がそれほどないため、取り付け時は折れないか少し不安に感じます。
強度、耐久性的にもクリップも金属製にして欲しかったのですが、これだとターゲットを外してクリップにBB弾がヒットすると欠けそうな気がします。
強度、耐久性的にもクリップも金属製にして欲しかったのですが、これだとターゲットを外してクリップにBB弾がヒットすると欠けそうな気がします。
先ほど取付けたクリップにターゲットペーパーを挟んで完成です。
なお、このターゲットペーパーはA4サイズなので、自作のターゲットペーパーが流用できます。
プリンターがあればいくらでも印刷できるので、こういった汎用規格の採用は大歓迎です。
ちなみに、金属製のため重量は3.58kgとかなり重たくなっていますが、重たい分、近距離フルオートで撃ち込んでも微動すらしません。
ただし、撃ち込んだときに派手な音が出るというデメリットもあります。GBBハンドガンの動作音がかき消されるくらいうるさいため、そのまま動画撮影に使うことはできませんでした。
静音対策としてウレタンフォームを突っ込んでみたのですが、これでもまだ音が大きいため、撮影時はこの金属の前にもタオルなどを置いて対策をしています。
また、そのまま使うと受け止めたBB弾は硬い金属に当たるため大抵が割れてしまいます。掃除が少し面倒ですが、たまにしかBB弾を捨てないのでよしとしています。
デメリットもそれなりにありますが、マルイのプロターゲットよりサイズが大きいため、ターゲットペーパーの中心を外してもフレームにヒットする確立は下がります。そういう意味では余裕を持って撃てる、もしくはさらに距離を離して使えるといえます。
コンパクトに折りたたむことはできませんが、撮影と初速の計測用なので部屋から持ち出すこともないため、個人的には総合的に見て概ね満足といったところです。
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