前回、サバゲーのレンタル用に購入した東京マルイのMP5A4を改修して、ノーマルのハンドガードに戻してサバゲーに投入してみたところ非常に取り回しが良く、愛着すら感じてしまうほどでしたが、ノーマルのハンドガードのガタつきは終始気になる状態でした。
そこで、前々から予定したRISキットの取り付けを実行に移してみることしてみました。
今回取付けるのはCYMA製のMP5A4 RASキット（MP5 Aluminum Hand Guard C-52）です。
※バッテリー収納スペースの関係でMP5A5には使用できないと思われる。
前回、東京マルイのMP5A4を改修した際にCYMAのストックに交換したのですが、CYMAのMP5は東京マルイのコピーなので、基本的にパーツはポン付けできる物が多くなっています。
商品構成はRASハンドガード、レイルカバー2個、アウターバレル、ナイツタイプフォアグリップ、説明書、六角レンチです。
ハンドガードのレイルは左右と下部になっています。
レイルを使用しない際は、付属のレイルカバーで保護することが可能です。
アウターバレルは、真鍮のインナーバレルが剥き出しになることで外観が損なわれるのを防ぐだけでなく、剛性が上がることで、耐久性やグルーピングの向上が期待できます。
フォアグリップはナイツタイプの物が同梱されています。表面の処理が安っぽいのでおまけ程度で考えておいた方がよいですが、実用に耐える剛性はあるようです。
さすがに剛性分重量もそれなりにあり、レイルカバーを含めた重量は476gで、ノーマル電動ガンの重量比率からするとかなりの重量増加になってしまいます。
取り付けについては、ハンドガードを取外し。
インナーバレルを挟んで固定している箇所のネジを外してバレルを抜き取ります。
※上部に見えるバレルは剛性確保のためのもの。
このパーツを取り外して・・・
アウターバレルに移植します。
移植後アウターバレルをインナーバレルにはめながら、先ほどのユニットを一緒にはめ込んでいくのですが・・・
どうやらCYMAと東京マルイのMP5には細部に違い有るようで、アウターバレルにパーツの一部が干渉して元に戻せません。
調べても、使用することが無い箇所だったので、干渉部分をガッツリとヤスリで削り落とし、パーツを元に戻すことに成功しました。
次に、RASハンドガードのネジを緩め・・・
先ほどのアウターバレルの溝にフィットするようにはめ込み、ネジを締めて固定します。
フロントの固定はハンドガードを固定するピンを入れる箇所で、付属のネジで固定します。
ハイダーを元に戻して取付け完了です。
パッと見て、アングルによっては近代モデルのようで良い雰囲気になるのですが、上から覗くとRASハンドガードの隙間が目立って萎えます。これについては、社外品、メーカー純正のRASハンドガード全般にいえることのようです。
他には、テープの接着成分と思われる物質がレイルに付着している箇所があり、中華クオリティを醸し出しています。
しかし、当初の目的は達成しており、メタルフレームと合せて、ノーマル電動ガンとは思えないほど剛性がアップしています。ガタつきや、ギシギシといった安っぽい音は完全にしなくなりました。
東京マルイのMP5A4だとポン付けは無理ですが、加工する部分はヤスリで削るだけなので、近代改修化や、特にメタルフレーム合せて剛性を上げたいという人には有力なパーツだと感じるものでした。
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