最近、私の周りでサバゲーに参加したいという人が増えてきたのですが、毎回フィールドで装備をレンタル手配するのも面倒。また、前から軽い電動ガンが1丁あると良いなと思っていた事も有り、手頃な価格の中古品を買ってみました。
このMP5A4はマルイベースのMP5A4となっています。
かなり使い込んでいるようで、マガジンや・・・
ストックの一部は塗装がはがれています。
メカボまで確認はしませんでしたが、モーターはEG750からEG1000に交換されていました。
モーター交換でセミオートの切れの良さは上がっているのでしょうが、次世代電動ガンと比べるとワンテンポ遅れる感触があります。
重量は増加しますが、放電能力がmini Sバッテリーよりも高いラージバッテリーを使うとレスポンスが向上し、素早いトリガーの動きに付いてくるようになります。mini Sバッテリーしか使えないMP5A5と迷いましたが、MP5A4にして正解だったようです。
メカボのへたり具合を確認するために初速を確認してみたところ、ホップをかけずに約85m/s、0.2gホップ適正で79m/sでした。純正の初速から1割落ちたらメンテナンス時といわれていますが、MP5A4は箱だし81～85m/sの初速なので初速から考えるとまだ大丈夫です。
ただし、手が加わっていないことが前提で、大容量シリンダー、強化スプリング、タイトバレル、ロングバレル等の初速が向上するカスタムが施されているならば初速によるへたり具合の確認は当てになりません。
エアガンの中古というのは、カスタムされた中古車と同じく中身の状態が分からないのであまりお勧めはしないのですが、今回は、サバゲーで酷使するうえ、補修パーツが簡単に手に入るモデルなので、壊れたら自分で直せばいいやという考え方で購入しています。
そのような考え方のため、酷使されても耐えてくれるメタルフレームのアッパーが付いているものをチョイスしています。
元々、マルイのMP5は持病としてマガジンハウジングが開いて給弾不良を起こすことが知られていますが、メタルフレームなら補強パーツは不要です。
加えて、スタンダード電動ガンでありがちな、フレームが歪んで命中精度の低下を招く事もなく、ある意味メタルフレームのアッパーがメインで後はおまけで付いてきたようなものだと思っています。
他にも、サードパーティー製のフラッシュライト付きハンドガードが付いていましたが、こちらは純正のハンドガートは比べものにならないほどのガッシリとした固定具合でした。
ただ、フラッシュライト付きのハンドガードは好みではないため、こちらは純正に戻しておきました。
これも一時的な措置なので、近いうちにレール付きハンドガードに取り替える予定です。
ストックはマルイの純正で、こちらも使い込んでいるためストック根元が開いてきており、銃を構えるごとにギシギシと音を立てて歪みます。
へたり具合が酷く、命中精度に影響がでるほどでしたのでストックは交換することにしました。
同じ純正だと、剛性不足で後々同じ結果を招くことは分かっていますので、純正よりも剛性があると噂のCYMA製MP5ストックを取り寄せてみました。
中華製とはいえ、最近はエアガンの性能だけ無くパッケージも良くなってきているようです。
余談ですが、パッケージに電動汽彈槍と書いてありますが、電動ガンは中国語で「電動汽槍・電動槍」等と表記するようです。銃ではなく槍扱いなのはお国事情なのでしょうか。
さて、このCYMA製のMP5ストックはマルイのコピーモデルのMP5用なのでポン付け可能となっています。
ただし、見た目は似ていても剛性は高く、そのため一部の構造はマルイ製とは異なっています。
このように、ストック取り付け部分の構造の違いや、肉厚もマルイ製に対して見た目で分かるほど分厚くなっています。
※右がマルイ・左がCYMA
※右がマルイ・左がCYMA
内部にも違いがあり、マルイは剛性を確保するために内部が繋がっている箇所がいくつかありますが、CYMA製は筒抜け状態です。
※右がマルイ・左がCYMAこれでも、肉厚のフレームが剛性を確保しているため、構えたときの安心感はCYMA製に軍配があがり、ギシギシと軋んで安っぽく感じる事もありません。
剛性が上がった分重量も増加します。マルイのストックは272gに対し、CYMA製のストックは363gと差が出ています。
取り付けに関してはすり合わせや加工は不要でした。純正のストックを外し。
ケーブルを引き抜いたら・・・。
CYMA製のストックにケーブルを通して押し込みます。抵抗があって入りが渋いですが、その分固定は期待できます。
最後に、付属のピンで固定すれば交換は完了です。
これでストックが軋んで歪む不安から解放されました。見たい目も新品で気持ちが良いですし、マルイと同じく、ラージバッテリーが収納できるので、セミオートのキレも期待できます。
最後にグリップのホールド性を向上させるためHOGUEのラバーグリップを取り付けてみることにしました。
グリップに後付けでフィンガーチャンネルを追加することができるアイテムで、実銃用パーツながら入手しやすい価格で販売されています。
元々、ハンドガン用のパーツですが、ゴム製なのでピストルグリップならある程度フィットする柔軟性をもっています。
マルイのMP5にはキツいもののなんとか入りました。フィンガーチャンネルのおかげで即座に適正な位置をホールドできますが、グリップが太くなった分握りやすさはやや低下となりました。
ただ、ゴム製のためグリップ力は良好で、サバゲーで使用した際は少々ラフな構えでもグリップがずれることはありませんでした。
これで、サバゲーのレンタル向け兼疲れた時用の軽量電動ガンの完成です。
取り付けられるスリングが無かったので、AKスリングをタイラップで無理矢理取り付けてサバゲーに投入してみたところ、初速が低いため遠距離での援護や狙撃は不向きでしたが、軽量だけあって機動性があがり最前線で活躍できるように。
取り回しも良く、貸出し用として購入したはずなのに、結果、愛着がわいてしまうという状態になっています。やっぱりMP5はいいものですね！
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