ガスガンの外部ソースに使うチューブは主に6mm径のチューブを使っていますが、このチューブはチューブ自体の厚みがあるため曲げにくく取り回しが良くありません。
特に、様々な構えで撃つハンドガンの場合、チューブが固いと構えにくくなるため細くて柔らかい4mmチューブを使うことにしてみました。
今回用意したのはSMCの4mmポリウレタンチューブです。この手のチューブやホースは空気圧機器メーカーのものが安価で信頼性があります。
チューブは4mmですが、4mmは外径であって内径は2.5mmとなっています。6mmチューブは内径が4mmなので半分とはいかないものの内径はかなり小さくなっています。その分チューブの曲げやすさは上がっています。
6mmチューブを見慣れていると思った以上に細く見えてしまいます。ちなみに、これは袋から出した状態の5m巻きとなっています。
6mmチューブとの比較です。外径は2mmしか違わないのに半分以上も小さく見えます。
内径も大きく差が出ています。6mmのチューブは内径が大きいため、同じ圧力でもガスを送れる量が多く、ガスを大量に消費する長物GBB等に向いています。
4mmチューブは径が細い分ガスの流量は少なくなりますが、その分柔らかく柔軟性に富んでいるのでセミオートハンドガンとの組合わせには最適となります。もちろん長物でも、セミオートのガスガンならガスの消費は少ないので大丈夫でしょう。
さて、4mmのチューブを使うにはマイクロカプラーも4mmに対応したものが必要になります。今回はいつも使っているホースフィッタータイプのMC04SC(写真上)とMC04PC(写真下)を一緒に購入してきました。
ホースフィッタータイプなので、このように差込めばすぐに使えます。
また、マイクロカプラー規格なので、このように6mmから4mmチューブへの切替えもマイクロカプラーを通して切替えられます。
これで、4mmチューブの取り回しの良さが活きてきます。実際に使ってみましたが、ハンドガンのみ外部ソース化するのであれば4mmチューブのほうが扱いやすいと感じます。
しかしこれで終わりではありません。今回は、ハンドガンと長物GBB両方共に外部ソースを使いたい場合に備え、チューブの分岐をすることにしてみました。
手元にあったパーツを組み合わせて作ってみましたが、この組合わせは6mmチューブ、MC06SC×2個、MC06PC、PY6の組合わせです。
これをチューブの間に割り込ませることで、長物GBB向けの6mmチューブとハンドガン向けの4mmチューブをひとまとめにでき、1つのボンベから両方にガスを供給することができます。
これから暖かくなるのでサバゲーでこれを使うかどうかは分りませんが、冬場、GBBの動作性能が低下しても安定して使えるため、冬あたりこの仕様でプレイしているかもしれません。
コメント
コメント一覧 (10)
普通に使われるガスガン(134a gas)にCO2ソースに繋ぎ、使っても銃は大丈夫ですか?
トラブルや耐久性が気になりますがいろいろ教えて頂けますか?
グリーンガス(CO2 を使った外部ソース化についてですが、二次圧力にもよりますが、グリーンガス用のレギュレーター最大値の0.5Mpaで使用した場合、夏の気温で134aを使用した時のような力強い動きになります。
そのため、元々、耐久性が低いメーカーのガスガンについては早々にパーツが破損する可能性がありますが、一部のを除き(G18C)マルイ製のガスガンなら耐久性が高いので多少なりとも耐久性は落ちるかもしれませんが飽きるほど撃てます。
外部ソースの際は気にすべきは耐久性よりも銃口初速ですので、外部ソース化する際は初速計で計測して法規制の基準内に納まるように調整してください。特に長物GBBは基準を超えやすいので要注意です(最悪、銃刀法違反で検挙され前科がつきますので・・・)。
詳しくはブログカテゴリーの外部ソースの記事か、YouTubeに公開している外部ソース入門の動画を参考にしてみてください。
私が持ってるガンは134aしか撃ってないマルイM92FミリタリとKSCM93Rオート9Cですがどう思いますでしょうか?壊れる前あらかじめなんとかやらないといけないかどうか経験がないので専門家に聞いた方が早いかと思われます。よろしくお願い致します。
KSC製のエアガンはモデルによって品質がまばらですので、酷い場合はガスで使用していても直ぐ壊れる物があります。その手のものを外部ソース化すると早めにパーツが逝ってしまいますので気をつけてください。
いつも参考にさせていただいています。
早速ですが質問です。
MC04SCを使われてますがマガジンのコネクティブプラグはMC06SCでもどちらでも使えますか?
チューブフィッターの太さが違うだけでしょうか?
コネクティブプラグはプロテックのtype3とtype3+ どちらでしょうか?
よろしくお願いします。
コネクティブプラグの件ですが、コネクティブプラグはそのままMC04SCもMC06SCどちらも取り付け可能です。
コネクティブプラグのソケットの形状はマイクロカプラー規格なのでマイクロカプラーに対応しているものなら何でもいけますよ。
なお、この写真でGLOCKのロングマガジンに使用しているのはtype3になりますが、短すぎてマイクロカプラーが指で抜けません。最近のtype3+だと長さ的にちょうど良い感じになります。
参考にさせていただきます!
こちらのページでグロックに繋がれているのはマルゼンのレギュレーターでしょうか?
3.5気圧程度だったと思うのですが、問題なく作動するのですか?
使っているのはご指摘のとおりマルゼン製のレギュレーターですが、これは0.4Mpaの固定タイプです。
販売時期によって0.35Mpaと0.4Mpaの2種類があるようですが、少なくともマルイのガスハンドガンは動作性がよいので0.4Mpa程度でも快調に動くものが多いです。
3.5気圧のモデルを購入するかどうかで迷っていました。参考にさせていただきます。