アクションカムシリーズをマウント

サバゲーの動画撮影に使うガンカメラとしてSONYのアクションカムシリーズAS100Vを導入することにしたものの、マウントについてはこれだという決定的な方法が見つからなかったのですが、3Dプリンターで自作したかたがデータを公開していたので、そのマウントを手に入れて見ることにしました。

3Dプリンターは昨年ブームとなりましたが、3Dデータの作成ができない私にとっては興味があれど活用はできそうにないため手を出さないようにしていました。しかし、世の中便利なものでプリント用の3Dデータを作成すればプリントして送ってくれるDMMの3Dプリントサービスがあります。

このサービスには、ユーザーが公開している3Dプリントデーターもあり、そのデータを元に作成した制作物を購入することができます。

そこで公開されていたSONY HDR-AS30V 防水ケース ピカニティレールマウント(20mm)を今回購入してみました。ちなみに、HDR-AS30V用とありますがHDR-AS100Vにも使えます(SPK-AS2に対応しているモデルならOKかと)。

DMMの3Dプリントサービスでは素材もいくつか選択できますが、今回は耐久性があるナイロンを選択しています。アクリルも素材としては使えるのですが、曲げに対する粘りが弱く、一度ヒビが入ると脆くなるためナイロンが適していると思います。

なお、3Dプリントサービスの商品は在庫商品ではなく、実際に3Dプリンターでプリントしてから発送されるため、オーダーから手元に届くまで一週間程度必要になります。

届いたマウント

届いたマウントがこちらです。

M5ネジ

他にも取付けに使う35mm M5のボルトとナットとカメラのケースをマウントに固定するネジを別に用意しないといけません。

35mmのM5ボルトは六角レンチ対応のものにしたかったのですが、近くのホームセンターになかったため+ネジタイプにしました。カメラのケースをマウントに固定するネジはHDR-AS100Vの箱にケースを取付けていたものを流用しました。

以外と軽い

素材はナイロンで、見た目によらず重たくはなくザラザラとした表面になっています。

マウントを組込むには

エアガンのレールへ取付けるには35mm M5のボルトとナットを組込む必要があります。

取付けてみた

組み込みついでにHDR-AS100Vも取付けてみました。

剛性は少し気になる1
剛性は少し気になる2

若干気になる点として、剛性がもの足りない感じで、曲げすぎるとボッキリと折れてしまいそうな点が気になりました。

また、剛性が無いのでGBBや次世代エアガンの射撃時に発生する振動は大きな揺れを引きをこし、記録された映像にコンニャク現象が出る原因になる可能性があります。

プラスドライバーで

プラスドライバーでマウント部分を締め付け固定します。このままエアガン本体に取付けても良いのですが・・・

ライザーマウントと

取付けて使うエアガンが複数あるので、ワンタッチで取付けできるようにライザーマウントを組み合わせます。使用したのはUFC-MT-07 ハイアップレールです。

取付け完了

これで取付ければ簡単に脱着できるので、エアガンを変えてもカメラを簡単に付け替えることができます。

改造スケルトンケース

また、前の取付け方法では、スケルトンフレームを加工してレンズプロテクターを装着し、ライラクスのカメラマウントを組み合わせてマウントする方法でしたが、これだとレールとカメラの隙間が大きすぎたり、液晶パネルがむき出しになり被弾時に液晶にダメージが入る可能性が高いのが難点でした。

しかし、今回のケースは本体に付属しているケースが使用できるため、万が一カメラに被弾したとしてもケースがカメラを保護してくれます。

これで、実際にゲームに投入しても安心できるようになったので、ガンカメラの組合わせはしばらくこれで行きたいと思います。