東京マルイのGLOCK 18CをSMGスタイル変更するカービンコンバージョンキット「HERA-ARMSモデルタイプ GLOCKカービンコンバージョンキット」を今回はレビューです。
様変わりした東京マルイのGLOCK 18Cの使い勝手はどうなのか？動画を交えてERA-ARMSモデルタイプ GLOCKカービンコンバージョンキットの魅力に迫ります。
HERA-ARMSモデルタイプ GLOCKカービンコンバージョンキットの魅力はその拡張性です。ハンドガンの中でも比較的拡張性が高いGLOCKシリーズですが、近代SMGやアサルトライフルと比較すると雲泥の差が出ます。
そんなGLOCKを拡張してSMGのように扱えるようにしたのがHERA-ARMSモデルタイプ GLOCKカービンコンバージョンキットです。
※HERA-ARMSという会社は実在し、実際にGLOCK18と17向けにコンバージョンキットを発売。本モデルはそのレプリカ。
トップとアンダー、サイドにレールが用意してあり様々なアクセサリーが取り付け可能となっています。今回は安定性を増すためにグリップを取付け、狙いを付けやすくするためにダットサイトを取付けてみました。
取り回しはがらりと変わり、スライドは直接操作できないので別途コッキング用のレバーが用意されています。
このレバーは左右どちらにでも取り付けが可能です。なお、画像を見ての通り、セレクターはフレームに隠れてしまうため切り替えはできません。
また、スライドロックの解除がしにくいため、基本的にはコッキングレバーでスライドロックを解除ができる場合はコッキングレバーを使った方が取り回しが良くなります。
スリング取付け箇所がサイドとストック後部に用意されています。サバゲーではサイドアームへのスイッチ時や落下防止に重宝するかもしれません。
コンバージョンによるメリットも大きいですが、デメリットも大きくGLOCK18C GBB本体に傷が入ります。
レール固定ネジがスライドに干渉して削れたり、セレクターがフレームと干渉して削れたりと、本体に傷が入らないようにフィッティングするには削ったり切ったりと現物合わせの調整が必要になります。
いっそのこと、可動部品だと割り切って組み込むのほうが潔くて良いかもしれません。
ストック部分は頬のあたる箇所と肩にあたる箇所にスポンジが張られています。衝撃吸収能力は皆無なので、おそらく滑り止めとして取付けているものでしょう。
プラスチック製ながら構造が良いのか剛性は思った以上にあり、ねじれには若干弱いところもありますがが、肩へのストレートな衝撃はしっかりと受け止めてくれます。
ホールド性も抜群で、あれだけ手のなかで暴れていたマルイのGLOCK18C GBBが嘘のように安定します。
安定性が向上したため命中性・集弾性の向上が望めます。流石に同社のMP7A1 GBBほどGBB離れした命中精度はありませんが、マルゼンのGBB SMG程度の命中精度まで向上します。
GBBのSMGからすればそれほど高い精度ではないものの、ベースがマシンピストルとして考えれば素晴らしい精度です。
キットの内容は写真に写っているものが全てで、パーツ点数は少ないので取付はそれほど時間はかかりませんでした。
説明書が無いため少し戸惑ったものの、完成した写真を見ればどこにどのパーツを組み込むべきかある程度は理解できます。
一部のパーツは組み込みの際にどうすればいいのか分りにくいので、組み立て動画を公開してみました。説明書が無いので参考していただければと思います。
長物GBBが欲しいけど手が届かない人にはお勧めで、東京マルイのGLOCK GBBシリーズをサイドアームにしておけばマガジンが共用できるメリットも生まれます。
コストをかけずにGBBでサバゲーがしたいという人には、まさに打って付けのアイテムだと使って感じました。暖かくなったらこいつを投入してみたいと思います。
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