DIY TargetStand


動画の質を向上するための第一段目の企画としてターゲットスタンドを自作してみました。

持ち運び可能でどこにでも設置できるので好きなところで使えますし、同時に違う距離の命中精度を確認したりとかなり便利です。

しかも、1個約2500円で作製することができます。

高さは150cm

ターゲットスタンドの高さは約150cmです。この高さはパイプに使用しているイレクターパイプの長さによるもので、カットするのが面倒なので150cmをチョイスしました。

最初は塩ビパイプを使おうかと思ったのですが、塩ビだと折れる可能性があるためスチールの芯が入っているイレクターパイプを使用しています。

A4サイズの自作ターゲットペーパーを貼り付け可能

ターゲットペーパーを貼り付ける板は木製合板でサイズは4Aよりも一回り大きなサイズにしています。本来の色は木材そのものの素の色でしたが、スタンドが目立っては困るのでマットブラック塗装しました。

板は柔らかめの合板を選んだつもりですが跳弾が結構あります。5mの至近距離では被弾覚悟で撃たないといけません。

シャシーブラックで塗装済み

背面は基礎を作る際に下敷きにしたので若干汚いですが塗装で目立たなくなっています。

イレクターパイプの色は元から黒色なので塗装はしていません。

ゴム板を挟み込みサドルバンドで固定


イレクターパイプへの板の取付は25mmパイプ用のサドルバンドを1mm厚のゴム板を挟んで木ねじで固定しています。高さはネジを緩めないと変更できませんが、このままでも左右に振って向きを変えることはできます。

流石にサドルバンドにネジ山がひかかるサイズの木ねじだと、下穴を開けておかないと板が割れてしまいます。

後、雨などが入ることがないようにてっぺんに専用のインナーをしています。外に出しっぱなしということはないですが、もしも内部で錆びが発生すると寿命が短くなってしまいますのでその対策です。

基礎はセメント

基礎はインスタントセメントを使用して作製しています。綺麗な円筒形になっているのは駄温鉢を逆さまにし、底穴からセメントを流し込んだためです。

作製には7号の駄温鉢をつかっていますが、重さといいサイズといい7号が最適です。計測はしていませんが計算値では5kg近くの重量があるはずです。


写真の基礎は綺麗ですが、動画中ののこり2本はちょっと失敗しています。どうやらセメントの粘りけが強すぎたようです。少しジャブジャブなぐらいが綺麗に仕上がるこつ用のようです。

こちらもシャシーブラックで塗装して目立たなくしています。

ターゲット三連星

道具は別として作製費用は1つ2500円とかなりリーズナブルです。材料もホームセンターに行けば揃うので入手も難しくありません。

実際にレビュー動画で使用していますが持ち運びができるので使い勝手は良く、背景が綺麗な箇所で撮影ができるようになったのは大きいでしょう。