初音ミク風イズー


前回紹介をしたSENの初音ミク服を着て、今回は初音ミク風イズーの撮影に挑みました。

う~
イ「う~」
m「どうした?」
イ「このスカート短すぎよ・・・」

ここですか?
m「ここですか?」
イ「きゃっ!」

ぬるいですねぇ
イ「バカッ!」
m「ぬるいですねぇ(ガード的な意味で)」

初音ミクという存在についてはよくよく考えるとおもしろいもので、実際にキャラクターの立ち絵1枚から始まったにもかかわらず、いつの間にかネギを持ったりキャラクターの性格付けができていたりと、まるでアニメやゲームのキャラクターのように性格までたっているというのは面白い現象だと思います。


でもやっぱりツンデレ風味
イ「もう・・・なんでこんな変態がマスターなのかしら」
m「ツンツンして可愛いな」

何処がツンデレよ
イ「何処がツンツンよ?」
m「全体的に!」
イ「意味が分からないわ」


キャラクターの性格の味付けは多くの愛するユーザー達の思いが複合的に重なりあってできあがったものになるのですが、1人1人の初音ミクのキャラクターを見ていくと人それぞれで皆がみな自己解釈をしてその存在を自分のものとしているように感じます。逆に言えば、多少違いあれど初音ミクは初音ミクだということです。


怖ろしき絶対領域
m「世界遺産登録決定!」
イ「世界遺産?」
m「この絶対領域は世界で分かち合うべきだよ!」
イ「・・・・」

俺のカメラは美しか追究しないのさ
m「しかし、ミニスカートがこんなにいい物だとは思わなんだ」
イ「変態」
m「変態というの名の紳士である故仕方なし」

m「よってもう1枚」

よく分からない趣味ね

m「フェチズムを感じざるを得ない!」
イ「・・・頭が痛いわ」


今回は初音ミクを作るために買ってきたのですが、たまたまイズーの目の色が緑だからそのままウイッグ付けたら初音ミクになるんじゃないかとやってみたのですがコレはありですね。


歌は上手に歌えないわよ
m「それじゃ歌う前にもう1枚」
イ「歌は上手に歌えないわよ」
m「大丈夫、写真だから」
イ「随分とメタな発言ね」


初音ミクかというと答えはNO。初音ミクコスプレをしたイズーですが、コレはこれでありだと思うんですよね。前にアルメダにフランドールの服を着せて金髪のウイッグをつけてみたのですが「これじゃない」状態でしたが今回はシックリと型にはまっています。


この機械はよく分からないわ
イ「この機械はよく分からないわ」
m「俺もよく分からない・・・」

白黒緑
m「何故この脚が美しいと感じるのかがっ!!」
イ「マイクのケーブルで首を結んであげたら少しは元に戻るかしら?」
m「謹んでご辞退申し上げます」

まったく何処を見てるのよ
イ「まったく何処を見ているのよ・・・」
m「あなたのふとももです」
イ「あきれるわね」


でも初音ミクかというと違う、でも可愛いのでアリじゃない?ということで「これが俺の初音ミクだ!」というタイトルになっているわけです。私自身の思う初音ミクはもっとやわからい性格をしているのでイズーのツンデレ属性とは相容れないものなのですが、完成したのは新しい初音ミクでしたと・・・

しかしこれが可愛い。偶然の産物だがこれは本気を出さなくてはと今回はかなり力を入れて撮影に臨んでいます。


人はその細いケーブルに魂を乗せることができる
m「人はその細いケーブルに魂を乗せることができるんだよ」

電気信号しか走らないわよ?
イ「電気信号しか走らないわよ?」
m「情熱が足りないなぁ」


実はこれも本来着るべき人形が違うのでこの後、別の服に着替えることになっています。ドール業界については135億円市場と規模が小さいため物があるときに買っておかないと次はないということがよくあります。

135億円とはすごい!なんて思ったら大間違いです。135億なんて地方の中規模企業の年商程度でしかありません。たった1社でこと足りる規模しかないということです。これがどれだけ小さいかは経済に強い人ならよく分かるのではないでしょうか。


ケーブル付いてないけど・・・
イ「♪~♪♪~♪~」

ローアングルから撮られるのはアイドルの証
m「このアングルが!アイドルの証!?」


まぁそんなこともあり、ここぞとばかりに先に服を入手したのですが、けっきょくフランドールの件はお迎えするとかいいつつかなり時間が経過しています。ヘッドがコレというものが手に入らないというのもありますが勢いが足りないというのが大きなところです。


みっくみくにしてやんよ
イ「みっくみくにしてやんよ~♪」

どうだった?
イ「どうだった?」
m「Good!いい太も・・歌声だったぞ」


一応予定では東京ドールのシームレスドールと組み合わせて見ようかと思い買ってみたのですが。価格が価格なんでいつになることやらと・・・、そのときこそ真の初音ミクということで今回髪飾りはあえて付けていません。


サービス精神が足りない!
m「次はサービス精神を全開にしてだな」
イ「スカートでもたくし上げろ・・とでも言うのかしら?」
m「いや、あからさますぎるのはダメだ。もっとこう美学を感じるようなだな・・・」

GOOD
イ「しらないわよ、ほらっ!」
m「GOOD!」


話は戻って初音ミクですが。運良くYAMAHAのキーボードが家にあったので演出用に使ってみました。鍵盤の上に乗るのはどうかと思ったのですが、画角的にコレといった物が取りにくい機材のため、あのようなポーズとなっています。

その手の人には受ける!
イ「そんなところを撮って面白いのかしら?」
m「世の中は思ったよりも広く、多くの人がいるんだよ」
イ「答えになっていないわ」
m「アメリカンジョークを面白いと感じない人に
アメリカンジョークの面白さを説いても理解してもらえないってことさ」

これは良い物だ
イ「疲れたわね」
m「これは良いものだ!」
イ「元気ねぇ・・・」

他にはベリンガーのミキサーとシュアーのマイクも演出用の道具として使ってみました。今じゃ殆ど使わない機材でしたが、今回かなりの活躍を見せてくれました。


もう、しらない
m「次はセクシーなポーズいってみようか!」
イ「もう、しらない!」
m「おお、この顔もいいな~」


1/3スケールのマイクやギターがあってもいいかなと思ったのですが、多くの人がドールに求める1/1スケールの表現を私は求めていません。1/1スケールの中にいる1/3スケールというのが大好きなのです。

簡単に言えば日常にドールが溶け込んでいるというのを表現したいので、今回はそういう意味ではいい感じで表現できたんじゃないかなと思いますね。


MAPLE Wig Oil Mist


今回長いウイッグを装着しての撮影でしたが、ツインテールは長いうえ静電気で跳ねるのでMAPLEのWig Oil Mistを使用して何とかまとまった感じです。元々化繊なので静電気ではねやすいので撮影中は大変でした。

でも、個人的には何もつけないほうがさわり心地は好きですね。特に耐熱の物はサラサラしているので思わず触りたくなるんですがウイッグが傷むので考え物です。