オーエスの100インチワイドスクリーンMT100HN

2004年に購入したオーエスの100インチワイド対応スクリーンMT100HNを更新することにしました。新しく取り付けるのはプロジェクタースクリーンにも使えると人気のニトリの遮光ロールスクリーンです。

従来より使っているMT100HNは安価で購入しやすい掛け軸タイプのスクリーンです。設置についても釘かフックでも取り付ければすぐに設置できるので手軽に使えます。当時楽天で購入したのですが、現在は絶版で取り扱いは無いようです。

似たような物は楽天で探せばいくらでもあります。売価も13,000円からと手軽なので設置してそのまま使うというのであれば意外と使えます。

しかし、このまま垂れ下がったままだと後ろの飾り棚にアクセスできないので何とかならないかと探してみたところ、ニトリの遮光ロールスクリーンがプロジェクター用に使えるというので取り付けてみました。

サイズは180cm×180cm


サイズは一番大きな180cm×180cmのタイプです。スクリーンサイズ的にいうと80インチあります。

100インチワイドスクリーンと比較

サイズを比較するとニトリの遮光ロールスクリーンのほうが幅が小さいです。100インチのスクリーンが約221cmに対して180cmですから画面の迫力がなくなるのは妥協しないといけません。

説明書と付属品


取付は付属の木ねじで固定具を壁などに取り付けて本体をはめ込む方式です。付属のパーツでカーテンレールにも取付ができるもののカーテンレールの耐荷重には注意が必要です。

固定具への取付ははめ込むだけ

この固定具を壁などに取り付ければ、後はワンタッチで取り外しになります。

付属の木ねじ

フックで工夫して取り付けるには耐荷重的にキツイと思いますので素直に木ねじを使用した方が良いでしょう。その木ねじですが相当長いので壁の向こう側に配線がないか注意して取り付ける必要があります。

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壁の中の配線は見えないので不安な場合は下地チェッカーというツールを使います。これで壁の中にある配線を検出することができるので施工中に配線を痛めたり感電することもなくなります。

また、梁や柱も検出できるので取り付ける際にしっかりと固定できる箇所を探すことが出来ます。

ちなみにドライバーで取付けるにはネジが長く時間かかかるので電動ドライバーも用意しておくと良いでしょう。ホームセンターやネットで販売しているDIY用の3000円ぐらいのもので十分(小さいものはトルク不足のものが多いのでNG)です。

固定具を木ねじで固定


一度仮固定して直線上に並ぶように罫書きをした後、固定具を木ねじで固定しました。トルクが強すぎてネジ山がつぶれかけています、素人施工で恥ずかしい・・・。

固定具に本体を固定して完成

後は固定具に遮光ロールスクリーン本体をはめ込めば設置完了です。必要なときにロールカーテンを下ろせばいいので、後ろの棚に置いているものを簡単に手に取ることができるようになりました。

試しにスクリーンを下ろしてみたのですが塗料の臭いが鼻につきます。完全に塗料が乾燥していないようですがしばらく置いておくとそのうち臭いはなくなります。シンナーなどの臭いが苦手な場合はしばらく外で乾燥させた方が良いでしょう。臭いの成分は揮発性の有機溶剤なので体にも良くありませんし。

ニトリの遮光ロールスクリーン180cm幅


横幅は小さくなったものの縦は180cmと長くなっています。そこでピンと来たのですが、写真撮影時の背景布として使えるんじゃないかと思い実際に撮影してみました。

ニトリの遮光ロールスクリーンを背景布に

意外とどころではなく、かなり使えます。この後ポートレートを撮影したのですが抜群の写りにモデルが絶賛でした。残念ながら顔出しNGで写真は公開できません、申し訳ない。

扱いに関しては、表面がイベントなどで使うテント生地に似た素材でツルツルしているので、折り目が付きやすいです。手荒な取り扱いはできません。ちなみに、裏側はベージュの布地です

プロジェクタースクリーンに匹敵する映り

肝心のプロジェクタースクリーンとしてはどうなのかというと。素材の薄さ故にしわになりやすく、字幕などが歪んで映写されることがあります。特に風が吹くとあおられてしまうので空調を使うときは風があたらいないように注意する必要があります。

映りに関しては十分過ぎるほどで、今まで使っていたプロジェクタースクリーンと遜色がありません。確かにプロジェクタースクリーンとして人気があるだけのことはあります。

DIYで設置する必要はありますが、ロールスクリーンタイプのプロジェクタースクリーンに比べれば相当安いのでDIYが得意ならお勧めできる1品ですね。