一点式のスリングを取り付ける場所として、一番使いやすい箇所はストックパイプの付け根あたりになるのですが、ここに脱着が簡単なQDスリングアダプターを取り付けてみます。
M4ストックパイプについては事前の下調べで複数のパイプ経があることが分かりました。そのため、適当に選ぶと装着ができないということもあり、この点を入念に調べた上で用意したのがこちらです。
・トロイタイプ バトルスリングマウント(スタンダード電動ガン向け)
別々の物を用意したのは、東京マルイのM4A1 MWS GBBと近代改修化した東京マルイの次世代電動ガンAKS74Uで使用しているM4ストックパイプが違うからです。
G&P QDスリングスイベル MOT002については、次世代電動ガンのM4シリーズとM4A1 MWS GBBに使用できるとのことでしたので、まずはこちらをM4A1 MWS GBBに取り付けていきます。
これがG&P QDスリングスイベル本体です。
おそらくアルミ製でQDコネクタが左右と後方の3箇所に用意されています。
取り付けに関して説明書は用意されていませんが、見ただけで簡単に分かるほど単純な取り付け方法になっています。
まずは、G&P QDスリングスイベルのネジを外してパーツを分割します。
G&P QDスリングスイベルの前後を間違えないように、ストックパイプの根元側に挟み込むように装着します。
最後にネジを締め込み固定するだけです。エアガン本体を分解する必要がないため、初心者でも簡単に取り付けられるでしょう。
この取り付け方法だとストックパイプが使える長さが短くなり、ストックの固定は2段目からとなりますが、まずその状態で使用することはないので実用性については問題ありません。
いつもサバゲーで使用しているQDスリングを取り付けてみました。
特に問題無く装着でき、そのままスリングからぶら下げてテストしてみましたが、アダプターやスリングが抜けることなく、その後のサバゲーにおける実戦投入も問題なく運用できたので物は確かです。
次は、近代改修化したAKS74UのM4ストックパイプにQDスリングアダプターを取り付けます。
使用するのはスタンダード電動ガン向けのトロイタイプ バトルスリングマウントです。
QDコネクタは左右の二箇所。
背面にはズレ防止の突起がついています。
この、トロイタイプ バトルスリングマウントはストックパイプの根元に共締めするため、一度ストックパイプを外す必要があります。
ストックパイプを外したら、そのままトロイタイプ バトルスリングマウントを差し込むだけなのですが・・・
ズレ防止の突起が邪魔して垂直に取り付けることができません。M4なら本来この突起が収まるスペースが確保してありますが、このM4スックパイプアダプターにはそのようなスペースはありません。
僅か1mm程度ですが干渉しているため、この箇所を削り取ってみます。
養生もせずにヤスリがけをしたので酷いことになっていますが、隠れて見えないところなので気にせず取り付けます。
これで隙間無くピッタリと取り付けることができます。
後は、スックパイプを取り付け、スックパイプレンチでトロイタイプ バトルスリングマウントを共締めして固定して完成です。
トロイタイプ バトルスリングマウントはスックパイプの占有スペースが小さいため、ストックの固定段は全て使えます。
こちらも同じようにQDスリングを取り付けてみました。
特に問題も無いようなのでサバゲーに投入してみましたが、1日中貸し出しで使用したバディからトラブルの報告が無かったので、実用性は十分と言ったところでしょう。
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