やっぱりバイポッドがないとね

前回のライフルスコープセットに続き、タナカのレミントンM700 A.I.C.S カートリッジタイプをレビューするための準備としてバイポッドを購入してみました。

タナカのレミントンM700 A.I.C.Sはケースレス・カートリッジタイプどちらも一見するとL96に見えますが、実はレミントンM700にL96で採用されているA.I.C.S.ストックを採用したモデルで、バイポッドの取付はハリスタイプ(穴の空いたピンに固定するタイプ)、ベルサタイプ(飛び出たピンに固定するタイプ)両方共に対応しています。

バイポッドピボット装着

今回は脱着が簡単で動きにある程度幅があるベルサタイプを選択するとこにしたのですが、ベルサタイプの取付にはタナカ純正パーツのL96/M700専用バイポッドピボットが別途必要になります。

マルイのタクティカルバイポット
バイポッドピボットを取付ければ取付け準備完了となるのですが、ベルサタイプのバイポッドでこれというのはなかなか無く、最終的に価格は高めですが安心できるマルイのタクティカルバイポットを選択してみました。

内容物


タクティカルバイポットの中身はバイポット本体、VSR-10用のアダプター、20mmマウントレール用アダプター、マニュアルとなっています。

VSR-10用のアダプター

VSR-10用のアダプターはバイポッドに取付けられた状態となっています。アダプター下部にはスリング用のスイベルが用意されていますが、VSR-10の取付け箇所がスリング取付け用のアダプターだからでしょう。

VSR-10用のアダプター取り外し
VSR-10用のアダプターを取り外した状態です。アダプターからピポッドが突き出ていますが、これがベルサタイプのバイポッド取付け箇所になります。

20mmマウントレール用アダプター1
20mmマウントレール用アダプター2

このアダプターの他に20mmマウントレール用アダプターがついており、一般的な20mmマウントレールに取り付けが可能です。

20mmマウントレール用アダプターを取付け

20mmマウントレール用アダプターはVSR-10用のアダプターを介して取付けることになります。

VSR-10用のアダプターが大きいためゴテゴテとした感じになりますが、アンダーレールを付けている多くのエアガンに取り付けができる汎用性が魅力です。

脱着はワンタッチ

バイポッド部分は脱着が簡単なので、邪魔であれば工具不要で即座に外せます。これはベルサタイプのメリットでしょう。

可動範囲が広い

ベルサタイプとハリスタイプの大きな違いは可動範囲の差にあるといわれています。ハリスタイプは可動部が無く固定されるため、腰を据えて狙う際に組み合わせると良いといわれており、ベルサタイプは可動範囲があるため素早くポジションを切替ることができようになっています。

どちらのタイプのバイポッドが最適なのかは、個々の狙撃のスタイルによるところが大きいのではないでしょうか。

伸縮タイプ
最大

バイポッドの脚は伸縮し固定は段階式となっています。

固定レバー
この固定レバーを押して脚を伸縮させます。

バイポッドの脚先

脚先にある石突きはゴムタイプです。テーブルや床面を傷つけることがないので、バイポッドを付けたまま飾る場合にも便利です。

やっぱりバイポッドがないとね
タナカのレミントンM700 A.I.C.S カートリッジタイプにマルイのタクティカルバイポッドを取付けてみました。が、お互いベルサタイプ用にできているとはいえども、挿入時はゴムハンマーで軽く叩き込まないと入らないほどキツメでした。

もちろんバイポッドを手で取りはずことはできませんが、基本的に付けっぱなしですし、万が一外す場合もバイポッドピボットごと即座に取り外すことができるので良しとしています。