中身一式

夏の炎天下でも快適な撮影をするために導入した水冷服。前シーズン中にサバゲーでも使ってみたのですが、持続時間が短く、ユニットの氷を交換する手間と時間も余りないペースだったため、長時間の使用に耐えるように改造してみることにしてみました。
最初はブログで頂いたコメントから色々と発想してみたのですが、保冷剤を氷の代わりに使う点に重点を置き、いかにして冷却に使うかを考えました。

なまし銅管

円筒形にチューブを巻いて熱交換することも考えましたが、技術系の人曰く、ミクロレベルの接触では熱交換効率は期待できない、銅管をロウづけするぐらいしないと・・・ということでしたので、熱交換について色々と調べてみるとこれだ!といえるものをみつけました。 

手で簡単に曲がる

これは、なまし銅管というもので、エアコンの冷媒(ガス)を通すための配管です。なましのため、手で曲げることができ、切った曲げた程度の加工は個人でも簡単にできます。 

6mm径の肉厚0.8mm

パイプ外径は6mm、肉厚は0.8mmのものを10m巻きで買ってみました。どう見ても業界の人しか買わないようなものが個人向けに購入できるとは、改めてネットショップの便利さを感じたところです。

コイル状

さて、これをどうするかというとコイル状に巻いてケースを作ります。

パイプカッター

余った部分はパイプカッターで切り取ります。

綺麗にカット

パイプカッターで切るとパイプが円形のまま歪まず、綺麗にカットすることができます。

銅管コイル

これで熱交換用の銅管コイルができあがりました。

マイクロカプラー

後はチューブを接続する必要がありますが、手元にあったマイクロカプラーを使い接続します。

ホースフィッター付のマイクロカプラー

ホースフィッター付のマイクロカプラーが6mmの銅管と水冷服のチューブに使えるので、マイクロカプラーで接続します。

キャリングバッグに収まる

サイズもキャリングバッグに収まるようにしているので、重量は増すもののユニットサイズは変わりません。

保冷剤を放り込む

後はこのコイルに保冷剤を放り込み、1次冷却水として水をパイプ内に循環させますが・・・

結果はダメでした。全くもって冷えません。それもそのはず、保冷剤と銅管コイルの接触が一部のみのため、導管内を流れる水を冷やすことができないのです。

氷水の中に

結局のところ、熱交換でまともに冷やすためには写真のように、氷水の中に銅管コイルを漬けないとだめでした。このレベルでまともに使えるレベルです。

蚊取り線香のように巻く

しかし、銅管を蚊取り線香のように巻いていき、平面にして接触させれば使えないかと再び銅管を加工してみました。

効果はやや有りといったところです。ただ、冷たい水が流れていると感じることはできますが、暑さをしのぐほどの冷たさではありません。2枚重ね、間に銅管コイルを挟んでも実用性に達するほど冷たいとは感じることができません。

特に問題なのは、冷凍庫から出して表面が固い状態だと、コイルが接触する面積が小さく、熱交換効率が小さくほとんど体を冷却できない状態になることです。

結局、保冷剤を使用した水冷服の強化計画は断念することにしました。しかし、手持ちの技術では、重量とサイズをほとんど変えずに強化することができないことも分ったため、重量とサイズを増加させる方向で次回は強化していきます。