CAW M134


過去そして未来においてもおそらく至高の1挺として名を残し続けるであろうCAWのM134ミニガン。こいつをとうとう手にするときが来ました。全てにおけるスケールが規格外ともいえるCAW M134ミニガンを今回はレビューします。
 

このM134ミニガンですが、現在までにM134を国内で発売していたメーカーは3つです。

CAW M134c

1つはアサヒファイヤーアームズのもので、これはラジコン用バッテリーを使い小さいモーターでバレルを回転させ、BB弾の発射は外部ソース式というガスガンタイプ。これはほとんど数が出ていないのか、中古でも見ることはまずありません。

最近はClassic Army社が似たような物を発売しているようですが、消費するガスの量が凄いことになるのでペイントボール用?の大きな炭酸ボンベを使う設計になっているようです。なお、サイクルはミニガンにしては遅めです。

CAW M134b

2つめはすでにエアガン業界から徹底したトイテックから発売されていたもので、バレルを回転させながら電動でコッキングする電動ガンタイプ。6個のシリンダーを連続でコッキングするため巨大なモーターと、それを動かす鉛バッテリーを使うという現在の電動ガンとは構造もスケールも全く違うものです。

CAW M134a

そして3つめは、2つめのトイテックから金型を譲り受け改良してできたCAW製のM134ミニガンとなっています。これは元々国内ではなく海外からの依頼に答えて生産していた物を国内でも供給できるようにしたらしく、海外ではEcho1から発売していたようです。現在は生産していませんが、2015年春を目安に再生産をする予定とのことです。

CAWのM134ミニガンは当時破損が多かったトイテックモデルを改良したもので、クリーニングと注意さえ守っていれば早々壊れることはないというほど改良されています。実際にサバゲーに投入している人もいるほど実用性は高くなっています。

私が知る限りシリアルナンバーは3183番まで存在していることを確認していますが、国内外あわせての数は1000番ずつ200個のため、世界中で600台のみとごく少量です。しかし、意外とサバゲーの動画で見ることもあるので、数が少ない割には露出が多いように思います。目立つからついつい撮影してしまうという心理もあるのかもしれませんね。

CAWのM134ミニガンはいくつかマイナーチェンジを繰り返しているらしく、給弾系のマイナーチェンジやケーブルのコネクタの有り無しなど、細部で違う箇所があるようです。もし手に入れようと思うのであれば後期のモデルを選んだ方がトラブルが少なくて良いということで、今回3000番台の中古品を入手してきました。

木箱

さすがに木箱に入って送られてくるようなエアガンは初めてで、到着したときの大きさにスケールの大きさを思い知らされました。それでもオプションは収まりきらず、2個口での配送となっていました。

20周年記念モデルのよう

今回入手したモデルは20周年記念モデルのようで、モーターへ電気供給するケーブルにカプラーがついていないのが特徴のようです。

ロングバレル
モスマグショート

オプション扱いだったロングバレル、ショートモスマグが付き、ありがたいことに高性能な鉛バッテリー用自動充電器がついていました。
 
1700連マガジン

標準装備のマガジンも付属していたのですが、1700連のこのマガジンではトリガーを34秒引けば撃ち尽くしてしまうため、サバゲーでガンガン撃っていこうとするとモスマグがないと物足りなくなってしまいます。

猛者の中にはこのマガジンを改良してる人もいるようですが、それほどBB弾の消費量が半端じゃないということです。ちょっと遊ぼうと思うと数千発が10分もせずに消えていくのがCAWのM134で、サバゲーで使うとなるとBB弾のコストだけでいったいどれだけ必要なのか皆目見当もつきません。

気をつけないといけないのは気持ちいいからとトリガーを引き続け空撃ちしてしまうことです。空撃ちは多くの電動ガンでもやらないように注意されていますが、CAWのM134ミニガンは即パーツ破損へと繋がるため空撃厳禁となっています。

しかも、メンテナンスパーツの入手についてはメーカーの対応が芳しくなく(メールで発注しても返信が無い。他の人も同じ対応のもよう。)、手に入りにくいため、壊すと馬鹿でかいオブジェクトになりかねません。CAWからM134ミニガンのメンテナンス認定もらっているビッグアウトで見てもらえるようなので、最悪手に負えない場合はそこで修理してもらおうと思います。

警告シールが無い

他にも昔のモデルは5秒撃ったら10秒待ってねという英文の警告シールが貼られていたようですが、私のモデルではそのような警告シールは貼られていません。改修前のモデルは電源ケーブルが細かったからか、ついついトリガーを引きすぎてケーブルが熱々になったということもあったようです。

バッテリー

なにせバッテリーは放電能力が480Aもある12V鉛シールドバッテリーで、スイッチボックスに入っているヒューズは60A(スタンダード電動ガンの4倍)、リレーユニットに至っては100A対応と電動ガンとは比べものになりません。

そのパワーは6本のバレルを毎秒8.3回転させ、50発ものBB弾を撃ちだす驚異的な発射能力を生み出し、撃つ方も撃たれる方も呆気にとられます。

エクセルバイオ

あまりの発射能力のため内部でBB弾が砕けることもあるようで、ペンチでつぶしたときに砕けるタイプのBB弾の使用を推奨しています。エクセルバイオが良いとの話だったので試しに買ってみましたが、1袋分のBB弾が10分も経たずに消えていくのには経済的な意味でも驚異です。

ただ、パワーソースが電気というのは救いです。使用する12Vの鉛シールドバッテリーは電動ガン用のバッテリーと比べてもそれほど高い訳でもなく、シールドバッテリーに対応している充電器を用意すれば壊れることはまず無いでしょう。

シールドバッテリー

使用するバッテリーはWP12-12で12V12Ahの鉛シールドバッテリーです。電動リールや無停電装置などで採用されているため入手性はよいのですが、ファストン端子の違いにより2種類のモデルがあり、CAWのM134ミニガンに使う場合はF2(#250)ファストン端子のものを選ぶ必要があります。

F2ファストン端子

今回はAmazonで購入しましたが、届いたのはF2(#250)ファストン端子のものでした。秋月電子でも頼んだのですが、こちらは両方のタイプが用意してあるためファストン端子の形状を間違えないように注意が必要です。

充電器は開放型バッテリーではなく鉛シールドバッテリーのものが必要です。間違って開放型の充電器を使うと電流過多でガスがたまり、容器が膨張、最悪破裂して発生した水素ガスに引火することもあるため鉛シールドバッテリー対応と書いてあるものを用意しなければいけません。

高性能な自動充電器

ありがたいことに鉛開放型、ドライバッテリー、シールドバッテリーに対応し、ブースター機能とフロート充電機能までついた高性能な自動充電器がついてきました。おかげで部屋にある他の鉛バッテリーの充電もやりやすくなります。

連続して撃つショットガンのような弾道

CAWのM134ミニガンは、こう見えてホップアップが搭載され、BB弾の飛距離は本体を傾ければ50m先まで飛んでいきます。もちろん照準などないため、勘で撃ち、撃ちながらBB弾の弾道見つつ調整という撃ち方になります。

ちょうど20~30mにかけてBB弾がショットガンのようにばらけて弾幕を貼るため、少し横になぐだけでも恐ろしい制圧力を発揮します。その様はまるで一面をショットガンで撃っているかのような見たことが無い光景でした。

ホップアップの調整は大変面倒

ホップアップの調整はバレルの根本にあるイモネジで調整するため大変面倒で、バレルをレンチで一度外さないといけないので、微調整をしようものなら時間とBB弾を大量に消費することになります。狙って撃つようなものではないので、こんな感じかな~という程度で調整は済ませています。

バッテリーとスイッチボックス

早く調整を済ませてサバゲーに持って行きたいと思っていますが、バッテリーとスイッチボックスをどうやって持ち運ぶかを考えなくてはいけません。最初はタクティカルベルトにマグダンプポーチを取り付けて運用しようかと思ったのですが、なかなか良いサイズのマグダンプポーチが見つかりませんでした。

バックパック

最終的にバックパックでいいやとあきらめ、それっぽいバックパックを使いバッテリーとスイッチボックスを持ち運ぶことにしました。

サバゲー投入モード後ろから


あわせてM60用のスリングを使いM134本体を肩で支えるようにして負荷の軽減を貼ることにしたのですが、本体16kgにバッテリーが4kg、モスマグ満タンで約1Kgと合計21Kgの重量が体にのしかかるため、機動性は皆無といっていいほどです。

オプションのロングバレルを取り付け

普段使わないときはオプションのロングバレルを取り付けて飾っておきたいと思っています。ロングバレルは見た目は良いのですが、インナーバレルが入っていないため、発射したBB弾が内部に当たり弾道がばらけたり、BB弾が砕けやすくなるようです。

まさに夢の一挺

ただでさえその大きさに圧倒されるのに、ロングバレルを取り付ければもう凄いことに!まさに夢の一挺ですね。

メンテナンスパーツの件(メーカーさん、メンテナンスパーツをお願いします。)があるのでいつまで撃ち続けることができるか分かりませんが、使えるシーンでは積極的に使っていこうと思います。