世の中には古いゲーム機を楽器として使うチップチューンなるものが存在しているのですが、まさかのハードウェアそのものを楽器として使う人たちがいました。

使っているのはこの頃その姿を見なくなって久しいフロッピードライブです。

冒頭で紹介している動画はBad Appleを演奏しているのですが、昔のサンプラーのような太いディストーションギターの音でしっかりとメロディを奏でているからビックリです。

しかしこれだけでなくMrSolidSnake745氏は数々の作品をYouTubeにアップロードしています。その中でなじみがある曲をピックアップしてみました。


Zelda ゼルダの伝説 神々のトライフォースより裏の地上 / Dark Worldから始まり、地上のテーマ曲など


エアーマンが倒せないでも有名なロックマン。なんと15曲25分にも及ぶ超大作!


おなじみデデンデッデデンデン!Battlefield 1942のテーマ


ファミコン時代を思い出すスーパーマリオのBGM

その他の作品はこちらからどうぞ!
http://www.youtube.com/watch?v=hkZbAJHeu9w&feature=channel&list=UL


しかしフロッピードライブを楽器にしているには彼だけではなく、他にも作品を公開している人々がいるようです。


こちらはSammy1Am氏によるスターウォーズの帝国のテーマ、6台のフロッピードライブにより重厚な音が鳴り響いています。

何とも不思議なフロッピードライブサウンドですが、マイコンを使いパソコンからデータを送信しそれらを各ドライブに転送して制御する方法を使っているようです。

キット製品などもないでしょうから完全自作の回路とプログラムにより動いてるのでしょうが、よくここまで仕上げたものだと頭が下がります。